Nagareyama Issuesデータをもとに描きだした課題
施設・行政

「バドミントンができる部屋」を探せない

216施設・270部屋分の利用可能種目まで、すでに公開されている。足りないのは「いつ空いているか」だけ。

1だれの、どの場面か

地域のサークル運営者・50代

月2回の活動場所を確保している。施設ごとにサイトを開き、電話をかけ、抽選に外れたらまた別を当たる。使える施設が他にもあるらしいが、種目から探す方法がない。

いつ
毎月の会場おさえ、抽選の申込期間
どこで
市内の体育施設・文化施設・コミュニティ施設をまたいで
何に困るか
種目から施設を逆引きできない。空き状況が施設ごとにばらばらで、比較に手間がかかる
今はどうしているか
知っている数施設だけを毎回当たる。外れたら活動を1回とばす

2困っている場面

いま月2回の活動場所を、毎月おさえ直すぶつかる壁施設ごとに調べて電話。抽選に外れたらやり直しこうしたい種目と日時から、使える部屋を一度に探せる

3ユーザーストーリー

  • だれとしてサークルの運営者として 何がしたい種目と希望日時を入れて、使える部屋を横断で探したい なぜなら毎月の会場おさえにかかる時間が減る
  • だれとして施設所管課として 何がしたい施設・部屋ごとの稼働率を把握したい なぜなら公共施設の再編・複合化を、利用実態にもとづいて議論できる

4根拠

オープンデータ使えるデータセット

  • 公共施設利用可能種目(全施設)
    c_18 その他の情報
    270行。施設名/部屋等名/所在地/緯度経度/電話に加え、軟式野球・少年軟式野球・ソフトボール等の種目が列として並ぶ
  • 公共施設所在地(全ての施設)
    c_18 その他の情報
    216施設。市役所・出張所/子育て/福祉/スポーツ/文化/コミュニティ等の分類別データセットも別に存在する
  • 公共施設利用可能種目(文化施設 / 体育施設 / その他施設 / 福祉会館 / 博物館ほか)
    c_18 その他の情報
    施設種別ごとに4データセットに分かれている
  • 公衆トイレ一覧
    c_01 まちづくり・都市計画・公園緑地
    32件。施設利用と合わせて案内できる

議会会議録から読み取れる論点

  • 公共施設の再編 2018〜2026
    公共施設の総量と更新費用を前提に、複合化・長寿命化の方針が議論されている。利用実態にもとづく判断材料が求められる文脈がある
  • 子育て支援 2021
    南流山地域図書館・子育て世代活動支援センター・児童センターを併せた複合施設の整備が示されており、複合化が実際に進んでいる

市民の声まちづくり達成度アンケート 自由記述

  • 体育館等の個人利用が充実してない。以前利用した際、じゃんけんで決めさせられた。使いづらい。温水プール施設などがなく、ジム等を利用するしかない。
    2020年・南部・南流山駅
  • 図書館を充実させてもらいたい。スポーツ施設の拡充。大きな公園が欲しい。
    2020年・中部・流山おおたかの森駅

5オープンデータ活用のかたち

使うデータ
公共施設利用可能種目(全施設)公共施設所在地(全ての施設)公共施設利用可能種目(文化施設 / 体育施設 / その他施設 / 福祉会館 / 博物館ほか)公衆トイレ一覧
つくるもの
種目から引く施設検索(空き情報APIができれば、そのまま接続できる形で作る)
届く人
サークル・団体・個人利用者。稼働率ビューは施設所管課と議会
  • 種目 → 施設・部屋の逆引き。地図と一覧の両方で表示する
  • 地区・アクセス(最寄バス停の便数)で絞り込む
  • 各施設の予約ページへ直接リンクする(空き情報が無くても導線は短縮できる)
  • 空き状況APIが公開された場合に差し替えるだけで済むよう、データ層を分離して設計する

6どう測るか

  • 施設・部屋別の稼働率(公開されれば)
  • 予約成立までに住民が接触する施設数
  • 種目別に「市内で利用できる部屋がゼロ」の種目の数

7実現度と、足りないデータ

データ充足度4/5
実装難易度2/5

足りないデータ(公開要望のたたき台)

  • 予約の空き状況(予約システム側にあるがAPIが無い。これが最大の欠落)
  • 利用料金・利用区分(時間帯)
  • 施設ごとの実績稼働率